足裏への叩打法による効果

最近、足裏の叩打法(こうだほう)を好まれる利用者様が増えてきました。

手首のスナップを効かせて、動かします。叩いた時にポンポンと音が出ると良い刺激となります。

叩打法とは手首のスナップを効かせながらリズミカルに叩いて刺激を行う施術法です。よく見る肩たたきのような方法、手の甲を使った裏拳のような方法、合掌の形で叩く方法などいろいろあります。叩くことによって血流量を増加させたり神経の興奮を鎮めたりすることが目的です。

 

好まれている方々は脊柱管狭窄症などで下肢の感覚低下が起きている方や指による押圧が苦手な方が多いです。叩くことにより感覚の閾値を下げたり押圧ほどピンポイントな刺激が入り過ぎないことが心地良い刺激を感じる要因かもしれません。

ある利用者様からは継続して叩打法も取り入れながら施術した結果、以前より浮腫が減り、足裏のアーチが出やすくなったというお声もいただけました。

手技施術というと押したり揉んだりすることのイメージが強いかもしれませんが、時にはこうした変わった刺激の入れ方も加えながら改善に努めております。